みなさまどうもこんにちは。
およそ4ヶ月ぶりにブログを書いております。
というか令和4年入って初の更新?!
何をしていたんだ私は…
と、振り返ってみると…
なんやかんや、大変な数ヶ月を乗り越えてきたのでした。職場でのコロナ発生やら、絵の依頼やらです。
とてもブログをのんびり書いている時間は無かったのでしょうね。自分。
ところで、春めいてくると色々な植物が動きはじめてくるわけです。
植え替えをしたり、花が咲いたら交配をしたり、種をまいたりしますよね。
今回のブログ内容はつまり
花が咲いてるやつは受粉させてみようかな。
って話です。
ただ花見てキレー!!✨
ってなって終わるだけだったのは一昨年ぐらいまでの自分。
昨年、恵比寿笑を自家受粉チャレンジして種を採り、味をしめた私。
ご覧下さい。自家採取した恵比寿笑の発芽率めちゃ良いです。
種が採れたら新鮮な種がまけるってことだし。
どうかするとオリジナルの特徴を持った植物が生まれる可能性もあるってことですよ。
まだ交雑の幅は大きく出来るほどアレコレ植物を持ち合わせてはいないものの、自家受粉ぐらいはできる!!
と思って、試してみた植物は現在2つ。
Dyckia'Arizona'
Titanopsis calcarea (チタノプシス・カルカレア)【天女】
Dyckia'Arizona'
花芽が上がって、咲くまでにしばらくかかりました。ハウスが小さいので天井につっかえそうでハラハラしてました。
Dyckia maniaxさんのブログを参考にしながらやってみました。
ディッキアの育て方:交配・受粉編 | Dyckia Maniax
Dyckiaは交配が盛んですが、自家受粉できるんですね。
「これでMAXなの?」って感じの中途半端さを感じる咲き方してますが、こんなもんらしいです。
花弁をむしり取り雄しべ雌しべを露出させます。
雄しべをピンセットでつまんでちぎり取り、雌しべの先端にチョイチョイして花粉を付けてやりました。
花粉って、花が開いてたらすぐに採れるってものでもないし。雌しべもいつまでも花粉が付きやすいように湿っているもんでもないんですね。
新鮮な気持ちで、勉強することがたくさんあります。
あとは子房が膨らんで、結実するのを待つのみ。
Titanopsis calcarea (チタノプシス・カルカレア)【天女】
こちらはメセンの仲間です。
メセンの類は基本的に他花受粉だそうで、同じタイミングに花が咲いている個体が居る必要があります。
知り合いのお店から、花が咲きそうな個体を2つ譲っていただきましたのでチャレンジです。
やり方は似たようなものですが、こちらはしっかりと花が開いているので花弁を取り除く必要はありませんね。
結実して種鞘が出来るのを待つばかりです。
みなさまも花が咲いている植物がありましたら
自家受粉、やってみてはいかがでしょうか?
次回更新は種が採れたら、その経過等を載せていこうと思います。
ではでは。